2019-01-01から1年間の記事一覧
12月がそこまでやって来ている。 クリスマスは24日、25日と思っていたが、 ここでは12月初め、もしくは11月の終わりから始まる。 クリスマスの4週間前からクリスマス行事が始まるので、12月はどっぷりクリスマス月間なのだ。 ちなみに今年は12月1日日曜日が…
「北欧は男女平等が非常に進んでいます」 「国会議員、党首など女性の占める割合が非常に高いです」 「女性に優しい社会」 メディアでよく見る言葉だ。 北欧(ここではスウェーデンのことを指す)の女性の労働環境は素晴らしい。子供が出来れば、ママ休暇。100…
これからどんどん日が短くなって寒くなる。プラス雪が降って積もれば、すっかり凍りついた世界がやってくる。 冬への準備のタイヤ交換が終わって、今のうちにちょっと遠出しようと思い切って出掛けて来た。 何度か来たことはあるけど、もう一度改めて見てみ…
小さな女の子が黙々と一人でストライキを始め国連で環境について大人を叱り飛ばして、遂にはトランプ、プーチンまで巻き込んで世界的な大きなニュースをつくった。 意地悪な大人達は彼女の揚げ足をとったり、馬鹿にしたり、あら探しばかりしていた。 彼女の…
「小腹が空いた」という言葉を私達は使う。 ここにも同じような言葉がある。 "Jag är sugen ". (ヤー エル スーゲン) 夫がこの言葉を発し始めると、私は機嫌が悪くなる。だいたい食事が終わって片付けが終わった時に言い始めるのが許せないし、大概お菓子が…
外国人観光客が増えたり、オリンピックがあるからかもしれないが、日本製をうたう商品が以前よりもかなり多くなったと思う。 Made in JAPAN は本当にひとつのブランドだと実感する。例えば、ウイスキー。ここでも5,6年前まで日本製のウイスキー、サントリー…
ワクワク、ドキドキしながら初めてストックホルムのアーランダ空港に到着し空港内の建物に入った時、シナモンとコーヒーの香りに包まれた。思わず深呼吸した。なんて優しい美味しい暖かい香りなんだろうと思った。 早朝だったので、これから何処かビジネスに…
南部鉄鍋ですき焼き風煮込みを、母が作っていた思い出がある。黒い重い鉄の鍋の中で、白菜、玉ねぎなどの野菜とともに牛肉が糸こんにゃくと共に甘辛く煮込まれて、しょうゆと砂糖や酒のふわっとしたいい香りは今も鮮明に思い出すことが出来る。 その鉄鍋の形…
可愛い鍋や使い良さそうな鍋を見るとついつい買ってしまう。 鍋を見ると料理欲が掻き立てられてというと、何を格好をつけてと思われそうだが。 いろいろな鍋を見ると、これは煮込みやすそうだとか、調理だけでなくテーブルで盛り付けに使っても映えるのでは…
10月になって、どんどん景気良く日が短くなっていく。春にはみるみる日が延びて気分が上がったのだから、その逆も自然の摂理で致し方ないのだ。 最近の午後1時の気分は、夕方の5時の気分。太陽の傾き、光の弱まり具合で体内時計がそう察知するのだろう。 1…
「グルテンフリーのパンあります」 「ラクトスフリーの牛乳あります」 そんな貼り紙を、パン屋さんでもスーパーでもレストランでもよく見るなぁと思っていた。 それと同時にみるみるうちにベジタリアンからビーガンが、レストランでもスーパーでも幅を利かせ…
Lagom (ローゴム)という言葉がこの国にある。 意味は、多くなく少なくなく、つまりそこそこということか。足るを知る、とか。 ガツガツと無理しないで、のんびり行こうよ、というように私は解釈している。 例えばレストランで食事をする場合、自分のお財布の…
夏に未練がないわけではない。 むしろ未練たらたらだ。 もっと外の仕事がしたかった。 花ももっと咲かせたかったし、 バーベキューももっとしたかった。 ビールやロゼワインが美味しく飲める天気がもっと欲しかった。。。。 天気が今ひとつだったことで、こ…
女性だけでなく、もちろん男性もそうであろうが、人生の中で自分の年齢を直視させられるショックな局面はいくつかあるだろう。 初めて白髪を発見した時、活字がぼやけて瞬時に読めなくなった時、急に今までの洋服の形や色がしっくり来なくなった時、口紅の色…
私がジャムを作ったり、 肉を自家製たれに漬け込んだり、 キュウリのピクルスを作ったりすると 「手間がかかるでしょう」と、 何でも買える時代に大変なことよくなさるわねという顔をして言われることが多い。 しかし、これは私の病気だ! 例えば古いレシピ…
ぜラニウムのその後の前に、 小旅行記を忘れないうちに。 夫が嬉しそうに、 「誕生日にはデンマークに行こう」 と、さっさと8月から楽しそうにいろいろ計画していた。 誕生日らしいことは特にない、 結局いつもの小旅行なのだが、 今回は朝食ブッフェを予約…
園芸の雑誌を読んだり テレビ番組をみるのが大好きだ。 よそのお宅のお庭拝見もとても楽しい。 丹精に整えられた庭園や色とりどりの寄せ植えなど見ると心踊る。どうやって植えたら綺麗な感じになるのか。とにかく考える。 でも植木にも必ずその時々の流行が…
子供の頃のある日、 母が嬉しそうに外出から帰って来た。 途中お友達にばったり会ったらしい。 そして衝撃の一言。 「『金のなる木』を頂くことになったのよ」 「金のなる木」?! 小学生だった私は、お金がザクザク、 ここ掘れワンワン、の童話の挿し絵や、 …
6月の下旬には夏至祭がある。 毎年夫のお友達とダーラナ馬の工房がある街で過ごすのが恒例だ。 いつもの年ならその間の植木の水やりが心配で仕方ないのに、今年はどうもその心配はないのかな、とか淋しい庭を見ながら考えていた。 地下室で冬越しさせたゼラ…
ハイクがなくなる、と悲しんだり落ち込んだりバタバタしているうちに 3月は終わり4月がやってきた。 4月末の復活祭休暇にはまるで夏が来たのかと思うほどの、 お昼間は日差しの強い暑いくらいの天気だった。 復活祭の日程は毎年変わるのだが、大体3月末から4…
お久しぶりのブログ更新。 6月初めから起こったこと。 1) スマートフォン壊れる、というか老衰 2) 天気が急に冬から初夏へ 3)それに伴う庭の仕事が山積み 4) 家の修繕やら改装 5) 大掃除 などなど。 そういう状況が未だ継続中の部分もあるというのが現状。 …
若い頃は、自分の体の大きさに合う服を探すには海外しかなく、大きいサイズの服や靴を見つけて買うのが海外旅行の目的の一つだった。その土地にしかない変わったデザインやらモデルがたくさんあって買い物もワクワクした。 例えばH&Ⅿ。日本では見たこともな…
私は小旅行が好きだ。夫と車でぶらっと出掛けて、景色と博物館と、その土地の人とおしゃべりするのが楽しみだ。 それと同時に、スーパーマーケットと市場に行くことは外せない。スーパーマーケットと市場は私にとっての、ディズニーランドの様なもの。 スー…
ー美味しいご飯は、人を幸せにするー 私が信じている言葉。子供の頃、いたずらをして叱られても、 家族で食卓を囲んでご飯を食べれば、 叱られたことなんかすっかり忘れて、 ゲラゲラ笑って過ごせたし、学校で辛いことがあっても、 お弁当を開けば、辛いこと…