Mitt lilla kök

北の果て,極少の台所から

流行りものには疎いのであるが

日本の流行りもの文化には目を見張るものがある。一時朝のワイドショーで、何かが健康に効くとかダイエットに効く、というと皆殺到して瞬く間にその商品が店の棚から消えてしまい、入荷時期はわかりません、など。そういう状況があったと記憶している。 流行…

私は次の階段を登りたい

いよいよ私にもやって来た。ワクチン接種予約のお知らせが。 ワクチン接種が始まって、早く順番が来ないかなと思っていたけど、いやいや私達の年代はもうちょっと先になるだろう、と待ってるような怖い様な複雑な気持ちだった。 ところが思いの外早いスピー…

南は明るい

どうにもこうにも旅行好きの夫が、コロナに閉じ込められて何処にも行けず参って来たので、弾丸南部ツアーに出掛けて来た。 コロナ以前は年に数回デンマークに小旅行したり、ノルウェーの国境付近に遊びに行ったり、北欧内だからどこも殆ど同じ様だが、ちょっ…

春の日に思う

外は雨だ。せっかく咲いた桜が散ってしまうのではないかと心配だが、案外気温が下がるので花を保っている。 5月1日に知人の訃報があった。昨年末コロナ感染による血栓で心筋梗塞を発症、その後下半身不随で療養されていたが亡くなってしまった。日本の感染者…

パンは生き物

北欧の建物は冬を基準に作られている。つまり寒さ対策に力を入れている。屋内はセントラルヒーティングで日本の様に各部屋毎に暖めるのではなく、建物全体がほんわかと暖かい。窓も2重、3重構造で暖かさを貯めて逃さない。 これは非常にパンを焼くのには良い…

パンパン、パンパカパンパンパーン🥖

毎朝炊飯器でご飯を炊くように パンが切れたらパンを焼く生活が続く。 越してきた当初は市販のパンをスーパーで買って食べていた。色々種類があるからそれはそれなりに楽しかった。 朝ごはんには食パンの様なものもあるが、大概焼かずにバターを塗って、チー…

キャベツは冬野菜の王様

我が家は変わっていると思う。 冬の間、トマトやきゅうりは生でよっぽどのことがない限り買わない。なぜなら、大きなビニールハウスでたくさんの電気を使って温めて、明るくしてオランダやスペインから大型トラックで運ばれて来るからだ。 輸入品はなるべく…

いろいろな国の料理をいただきます

まだ旅行者でスウェーデンに来ていた頃、私は本場のスウェーデン料理を食べることを楽しみにして来た。 出会った色々な人に尋ねた。スウェーデン料理が食べられるレストランはありませんかと。しかしあまり思わしい返事はなく、 「スウェーデン料理のレスト…

自然の中で先人の知恵と共に暮らす 北欧人はどの様に野菜をとるのか

北欧に暮らして思うことは、ここでは自然の中で生かされているということだ。 春夏秋冬、旬の食材がそれぞれ違う。特に秋から冬にかけては日照時間が恐ろしく短くなり、光合成を必要とするような青い野菜は数種類しか育たない。果物も同様だ。 しかし人間の…

後ろを振り返ってもいいじゃない

前ばかりを見ることができる人は しあわせだなぁと思う。 新しいものがあるとすぐに飛びつけて 何の疑いもなく、生活の中にそれを溶け込ませる才能。素晴らしい。 私に欠けているものはまさしくそれだ。 新しいものにはまず警戒する。本当に大丈夫のなのか、…

言葉の世界をもっと知りたい

人間、毎日言葉を話す。そして言葉は国によってリズムが異なる。もちろん発音も字も違う。 日本語を話せない夫が日本語の真似をする時、「〇〇ね」と「ありがとうございます」を連発する。そんなに、「ね」が多いのかなと考えたら、母と私の会話で「そうよね…

ワッフルの日

昨日3月25日は、ワッフルの日だった。 聖母マリアの受胎告知の日をお祝いしてワッフルを食べるそう。 「私達の母」を早口で言うと、ワッフルに聞こえるからワッフルを食べるとか。 今は簡単に専用の粉末を牛乳で溶いて、溶かしバターを加えて生地を作る、プ…

食い意地が張って、いてもたってもいられない

突然ですが、フランクです。 今日はどうしても何か甘いものが食べたいと思ってしまったので、どうしようもなくなりました。 おかっぱがお菓子の本をその辺に散らかしているのが良くない。本を読み終わったら、その手で本棚にしまうということをすっかり忘れ…

お裁縫は瞑想時間

自分なりの気持ちの波があって、 時々お裁縫熱がたかまる時がある。 一時はエコバッグやポシェットに取りつかれ、一生懸命量産した。 一枚布で持ち手を縫いつけるより、裏地をつけて持ち手を付けるほうが、手間がかかっている様だがバッグ自体が丈夫になるし…

早や、如月が去って行く

今月は1月末に始まったイェテボリフィルムフェスティバルの流れもあって、映画をよく観た月だった。 映画館に行けないのは淋しいけれど、オンラインというのはこんなに便利で簡単に気兼ねなく自分の部屋で映画が観られる。何て素適なことなんだと改めて思っ…

血が騒いだひととき

「冬物一気にセール価格から半額ですよ」 「あなただけに70%お引きします、今日だけ」 コロナの影響もあって、服飾店からしょっ中メールが入ってくる。今年は売れなくて大変らしい。ただでさえそんな洋服を買いに行くこともないし、店に入る時は流行チェック…

たまには寿司が恋しくなる

私は毎日料理を作る。料理好きだと思われているだろう。確かに料理を作るのは好きだ。しかし、しんどい日もある、作りたくない日もある、もちろん全然アイデアが浮かばない日もある。 それでも作り続けるのは、 ①日本の様に気の利いたお惣菜屋さんがない。 …

酒の力を借りるとは

デンマークへの旅行。毎年恒例でチケットが安くなる時を目掛けて、数ヶ月に一回は行っていた。コロナの為、昨年は夫の誕生日祝いに1度行ったきりとなった。 なぜデンマークが好きなのか。 人が大らかだからだ。スウェーデン人は法に沿って正確に法通りに進…

鬼と一緒にコロナも飛んでいけ!

あまり実感なく2月が始まった。2月の始まりにふさわしいといっていいのか、大雪だ。昨年はほとんど雪が降らず、暖冬なのかもと呑気なことを言っていたが、そんな心配ご無用とばかりにどんどん雪は降る。 出かけるのが億劫になることは、今の時期いいことだろ…

明るい2月を待っている

今日で1月が「やっと」終わるのか、というのが正直な感想。 毎日毎日、自分を奮い立たせて頑張るのもそう続くものでもない。こんな時だから、何かしなければとは思いたくない。変に頑張っても疲れるからだ。 去年からそんなこんなが続いて、今度こそ何とかな…

ムーミンは決してかわいいだけじゃない

スウェーデン第二の都市イェテボリの大きな催しものの一つである、フィルムフェスティバルが今年も1月29日から始まった。 この催しは1979年から毎年1月最終週から10日間開催されている。世界中から色々な映画がやって来て、特に北欧映画が集結する重要な場所…

「強い」の定義は?

私は料理本が好きなので、新本古本問わずとにかくあれば手にとって見る。 しかし、やはり古本の方が宝箱を開けるような気分になってワクワクするし、古本屋通いはコロナで回数は減ったものの、隙を見ては行きたいところだ。 スウェーデンの料理本の歴史は古…

私のパラダイス・スウェーデンのスーパーマーケット事情(1)

スーパーマーケット(以下、スーパー)は旅行者にとって大変ありがたいものだ。 小さな店を回って可愛いもの、面白いものを探すのも楽しみだがこれは時間がある時限定。その点スーパーはたとえ時間が無くても一軒で食料品からお土産まで、何でも揃う。時間に限…

虚飾は無駄だしつまらない

お正月にかこつけて、普段よりもおおっぴらに怠ける時間が出来るので、立て続けに映画鑑賞している。 ハイクで繋がっている皆さんの文化的生活を見習うべく、そして受けた刺激の多くを自分でも実現しようという気持ちからだ。 昨年の夏、雷が落ちてテレビや…

2021年にやってみたいこと

2021年が明けた。 今年は年明けを強く受け止めた。 普段なら、ああ今年も頑張ろう、とか、こういうことがしてみたい、行ってみたい、など呑気なことを考えるだけだった。今年は強く、今年は絶対に帰省したい、そのためにも健康でいなければならない、と決意…

将来どんな気持ちで2020年を思うのだろう

「密」という漢字が今年は選ばれ、 2020年も暮れようとしている。「死ぬことは怖いことではない」 と元気な頃から話していた父ももういない。 自分も歳をとって来ているんだと、 気付かされた年だった。コロナのゴタゴタで別れにも行けず、だからまだどこか…

ひっそりと来て去って欲しい年末年始

此処に来てどんどんコロナの感染者数が増加している。一時は感染者数も下降気味となり、このまま静かに終わってくれたらいいのに、という願いも虚しく増加が激しくなっているので、テレビを見ていても関係者の顔が険しくなりつつある。 「手を洗え。密を避け…

とうとう冬がやって来た

すっかり太陽がなくなった。ひたすら灰色の空が低くたれさがって、ただ底冷えだけがしんしんと感じられる。いつの間にか冬になっている。 太陽が照らないのは辛い。普段ならこの時期タイやスペインなど日光を求めて人は旅に出る。暗い中ではやっていけないか…

日にちが過ぎても過ぎても

もう11月になっている。 去年の11月にも同じことを言っていたような気がするが、今年は帰省の予定もなくコロナですっかり世界や景色が変わってしまった。 今年の初めから始まったコロナ騒動。春になれば、夏になれば。。。落ち着くまでの希望を持ちながら皆…

はたして仏様に近づくことは出来るのか

子どもの頃、祖母が私に 「だんだん歳をとってあの世が近づいて来たら、人間何にも欲しくなくなっていくんだよ。」 と言っていた。 祖母に長生きして欲しかった私は、 「おばあちゃん、もう何にも欲しくない、いらないって思ってない?」 と事あるごとに聞き…