師走はもうすぐ-クリスマス月間
12月がそこまでやって来ている。
クリスマスは24日、25日と思っていたが、
ここでは12月初め、もしくは11月の終わりから始まる。
クリスマスの4週間前からクリスマス行事が始まるので、12月はどっぷりクリスマス月間なのだ。
ちなみに今年は12月1日日曜日が第一アドベント。4本蝋燭が立てられる蝋燭立てに蝋燭を立て、日曜日毎に1本づつ蝋燭に灯を点火する。いろいろな蝋燭立て、蝋燭がアドベントに向けて売られている。
年ごとに流行があって、最近は太い大きな蝋燭を4本用意して、トレイの上に置いたようなものが主流だ。その蝋燭に1から4までそれぞれ番号がふってあったり。
アドベントには、グロッグと呼ばれる暖かい飲み物(ドイツのホットワインの様なもの) 、ペッパーコーカと呼ばれる薄いジンジャークッキーが欠かせない。小さい子供がいる家は、ジンジャークッキーを使ったクッキーの家を作ったり。
アドベント、クリスマスで忘れてはいけないものは、窓に大きな星のランプを飾り付けること。これは冬至に向けてどんどん暗い時間が増えていく中、殆ど全ての家の窓にこのランプがかかり始めると、気分がほっとする。
どんどん街の中も、クリスマスの香辛料であるシナモン、カルダモン、丁字の香りに包まれてくる。
もう11月も10日足らず。第一アドベントまであと少し。我が家もカーテンを替えて、星のランプやアドベントの蝋燭の準備を始めよう。
スウェーデンには特にクリスマスケーキというものはない。写真はノルウェーとデンマークのクリスマスケーキ。アーモンドの粉で出来ていて、ちょっとチュウイーな食感。甘くておいしい。
子供たちはこの人を楽しみに待っている。