2020 年の始まりと帰省あれこれ
すっかりブログを遠ざかっている間、1年振りに帰省していた。
今回は6週間と結構長く滞在した。というのもこれは普段遠いところで好き勝手している放蕩娘の罪滅ぼし「偽親孝行」のためだ。
若い頃ならあちこち出かけることが楽しくて、あれもこれもここもあそこもと貪欲に歩き回って、買いあさったり食べ飲み散らかしたりしていたはずだが、「大人になった」からか家でゆっくり家族と話したり、自分の部屋の持ち物を断捨離したり。
何より日頃の台所仕事で疲れている母の負担を減らすべく、台所仕事を引き受けていた。
毎朝炊飯器のスイッチを入れ、お味噌汁を作り、玉子焼きや魚を焼いたり。昔は全て出来上がっていて、ただ食卓に座って食べるばかりだったが、用意していた母は大変だっただろうなぁと今更ながらありがたく思ったり。
最初の1週間はかねてから日本に興味を持っている夫兄も同行し、滞在した。
久しぶりに奈良観光をし、大仏様の大きさと美しさに改めて感謝した。鹿も相変わらずだらだらして可愛かった。
大阪観光、日本初上陸の夫兄には人の多さと色々な所から聞こえてくる音楽や騒音が厳しかったようだ。まあ本当にひどい人混みで、かつてはあまり見かけなかった大きなスーツケースを混み混みの道でも平気で転がしている人達に遭遇してびっくりした。ドラッグストアはキットカットや色々な日本のお菓子で溢れ、大きく様変わりしていた。
今回は幾人かのハイクで出会ったお友達とお会いすることが出来た。
初めてお会いするにも関わらず、昨日も会った友達に会う様な不思議な感覚があった。ずっと日常生活や感情など文章を通じてでも毎日やり取りしてるという強みだろうと思う。本当はもっといろいろな方にお会いしたかったけれど、帰省のメインは両親への手伝いなので時間がとれず残念だった。
いろいろな方からいろいろたくさんものを頂いて、帰りのスーツケースは一杯になった。
今もたくさん珍しいお菓子をおやつに頂く毎日だ。本当に人のご縁に感謝する帰省となった。
母が心配していた携帯電話の買い替え、結局スマートフォンは選ばなかったが、それも無事終わってホッとした。庭の木のわさわさと生えているのをすっきりとカット出来たり。
日本人にとってはやはり特別な気持ちになるお正月を両親、夫と家族4人で過ごすことができ、また来年も一緒に過ごしたいと思いながら今回の帰省も無事終了した。
日本酒が美味しすぎ、飲み過ぎた。