Mitt lilla kök

北の果て,極少の台所から

パンパン、パンパカパンパンパーン🥖

毎朝炊飯器でご飯を炊くように

パンが切れたらパンを焼く生活が続く。

越してきた当初は市販のパンをスーパーで買って食べていた。色々種類があるからそれはそれなりに楽しかった。

朝ごはんには食パンの様なものもあるが、大概焼かずにバターを塗って、チーズかハムをのせて食べる。

ある日パンの袋の原材料、を見て天然酵母パンの表示がでかでかと書かれているのに、その天然酵母の内容量は微々たるものであることに気付いた。その当時。見ていたTV番組でパンではなく、ヴァニラアイスについてだったが

「ヴァニラアイスは、家庭で作れば生クリーム、砂糖、卵だけでできますが、既製品パックにはたくさんの原材料が書かれています」とレポーターが喋っていた。本当に裏にはありとあらゆる材料、安定剤やら色素など。

パンも同じだと思った。

日本で毎日食べる米の場合、米と水で炊き上がる。他のものは入らない。しかし、毎日この既製品のパン を食べればどれだけのものが身体に入るのだろうかと怖くなった。

酵母も手作りにすればいいのだろうが、手軽さを優先して生イーストか乾燥イーストを使っているが、パンは自作しか食べなくなった。

普通に売られている小麦粉は グルテンの量が日本でいう中力粉となる。特に強力粉を買わずとも良いのでちょっと敷居は低い。

イーストはこういうパックで売られている。
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標準的なパンを焼く時、

粉 13dl、人肌の水 5dl、イースト一袋。

最低これだけでパンは焼ける。発酵時間は30分を2回。

ヴァリエーションとして、粉の1部を全粒粉、ライ麦等に変更出来るし、ひまわりの種、乾燥レーズンなどもいれても良い。水も牛乳や前日沸かして余ったコーヒーでもいい。

以前は朝早く起きてこれを一から作っていた。しかしある日、もっと簡単なレシピを発見。半信半疑で始めたら、もうこればかり。なぜなら全く手がかからない。捏ねずしてパンが焼ける。

イースト数グラム、粉と水だけ。ボウルに入れてへらでかき混ぜ、ラップをして室温に放っておく。

朝になったら一次発酵は終わっているので、成形して二次発酵。あとは焼くだけ。

これを知ってしまうとあとに戻れず、米を炊くようにパンを焼く日々。

熱々にバターをつけるだけで 幾らでも食べられる。色々と配合を変えてみたり、粉の種類で遊んでみたり。

これからもずっと焼き続けていくだろうと思っている。
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