Mitt lilla kök

北の果て,極少の台所から

たまには寿司が恋しくなる

私は毎日料理を作る。料理好きだと思われているだろう。確かに料理を作るのは好きだ。しかし、しんどい日もある、作りたくない日もある、もちろん全然アイデアが浮かばない日もある。

 

それでも作り続けるのは、

①日本の様に気の利いたお惣菜屋さんがない。

デパ地下の何て羨ましいこと。そして定食屋さんでもレストランでもこのご時世、テイクアウトがひしめいているはずだ。お弁当が手軽に買えることの素晴らしさ。スーパーのタイム割引でハイエナショッピングがしたい。お刺身買いたい。お寿司食べたい。

②テイクアウトの種類が少ない。

ピザ主流。中華、タイ、SUSHI があるがそれだけだ。誰が外国で全然違う原材料のSUSHI を結構な値段で買って食べたいだろうか。ピザもたまには美味しいであろうが、積極的に食べようとは思わない。メニューは恐ろしい程の数があるが、皆同じ気がする。

そしてもし買おうと思ってもテイクアウト屋さんまで遠い。時間かけて行って、また帰って来て食べるのであれば、家に留まってパスタでも茹でて何か適当に野菜でもベーコンでも炒めて食べた方が疲れない。

③既成品は味と塩分が濃い

夫は特に、私も塩分やら糖分、脂質などに注意しなければならない世代になった。テイクアウトのピザを買って食べた時、食後喉が渇いて仕方なかった。塩辛いのだ。血圧が急激に上がるのではないかと大袈裟なようだが怖くなった。ピザ用チーズ、ピザ用ハム、どれも100%ではない。チーズが何%で後は粉だったり油だったりで出来ていると知って、買わなくなった。

 

今日の晩御飯は何にしようか、朝起きて一番に考える。さっさと決まると一日楽しく過ごせるが、なかなか決まってないと憂鬱になる。

いざ、という時のお助けメニューを持っていれば少しは楽になる。にんにく、玉ねぎ、トマトの水煮缶さえあればパスタができる。ベーコン、ソーセージ、ツナ缶などいづれかがあれば上等だ。あとは炒飯。

残り物を全部小さく同じ大きさに切って、炒めればピッティパンナ。

 

また明日の朝になったら、晩御飯について考えるだろう。生きて元気でいる限り、これは続くのだ。


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イーストさえあればピザは手軽にできて美味しい。