Mitt lilla kök

北の果て,極少の台所から

手間より食い気

私がジャムを作ったり、

肉を自家製たれに漬け込んだり、

キュウリのピクルスを作ったりすると

「手間がかかるでしょう」と、

何でも買える時代に大変なことよくなさるわねという顔をして言われることが多い。

 

しかし、これは私の病気だ!

例えば古いレシピを発見すると 、

すぐに試したくて試したくてしょうがなくなる。

今の時代 、レシピはネットにあふれている。

でもそれにはあまり興味がない。

それよりもページの色も茶色に変わった

表紙も丁寧に開けないと外れてしまうのではないかというような年代物の料理本のレシピが大好きだ。

 

今日は古い1900年代から伝わるデンマークの料理本から、オールドファッションのリンゴケーキを作ることにした。

せっかくリンゴを買って来ているのと、一度そのレシピを試したかったので。

 

まずリンゴジャムを煮る。リングを小さく切って、圧力鍋で柔らかくたいて、こす。


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こしたリンゴを、砂糖を入れて煮る。

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パン粉の様な物に砂糖と溶かしバターを混ぜる。

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小さなカップに、パン粉生地、リンゴジャム、と順々に重ねる。

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これを冷蔵庫で冷やす。

待ちきれなくて、2時間後に試食。バニラソースをかけて。器は合羽橋で買ったそば猪口。

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画像、横向いてる。。。。

 

懐かしい味で、コーヒーによくあった。

 

食料庫にはたくさんリンゴのジャムはあるのだけれど、デンマークのレシピ、パン粉を使うならデンマークのリンゴでと。

人からみたら本当にあほらしいことにこだわってしまう。

手間をかけても美味しいものが食べたいという、食い気に従って暮らすのも、いろいろ発見があって楽しいものなのだ。