Mitt lilla kök

北の果て,極少の台所から

ありきたりだがとにかく早い

6月が来たなんて早すぎる。今年は本当に変な気候で5月になったら皆半袖、男性は半パンツ、女性も薄い生地のスカートや涼しい感じの服装になるのに、今年はいつまでも薄くなってるとは言えダウンジャケットの人、男性も長ズボン。花の生育も思うようではなく…

(遊ぶ時だけ)思い立ったらすぐ行動

朝早くからお友達とRörstrand 社やArabia社の陶器についておしゃべりしていた。 Rörstrand 、Arabia 、Gustavsberg は北欧の陶器の窯元だ。北欧に限らず欧州は言わずもがな多くの陶器の窯元がある。広くに渡って。英国にはウエッジウッドを筆頭にエインズレ…

気づけば随分時間は経っていた

ブログ無精で怠けに怠けていた。 ハイク時代に繋がって色々刺激を受けて来たお友達が急に亡くなってしばらく落ち込んでいた。 ブログでも仲良くしていたから、ふらっと更新されるのではと思ったり。現実を受け入れるのが辛かった。 世の中はコロナもワクチン…

はてなからのお題に挑戦してみる

こういう企画に参加するのは初めてなのでワクワクする。自分を省みる良い機会だと思って。はてなブログ10周年特別お題「はてなブロガーに10の質問」 ブログ名もしくはハンドルネームの由来は? ブログ名はスウェーデン語で「私の小さな台所」という意味。築9…

すっきり軽やかに生きたい、とずっと思っている

定期的にすっかりさっぱりしたい欲望にかられて仕方ない時がやって来る。 自分自身が重くなって動きがとれなく苦しい気分。昔から雑誌の整理整頓特集を読むのが好きだ。読めば読むほど脳内で妄想片付けは進行する。シンプルな片付いた部屋で寛ぐ自分の姿を想…

古い日本映画を観る

久しぶりに映画『東京物語』を観た。初めて観たのは母と一緒に、まだ高校生くらいではなかったか。それから大人になってから観て、と何回か観ている映画だ。無駄のない、今の時代から見れば簡素な映画だ。若い頃は「どうして杉村春子はあんなに意地悪なおば…

主婦は何に抑圧されているのだろうか

非常に長いタイトルの映画を鑑賞した。タイトルだけではなく上映時間も非常に長い。『ブリュッセル1080、コソルス湖畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン』 1975年のベルギーとフランス合作映画だ。 画像はお借りしました。主人公は1人の主婦。ティーンエ…

観る楽しみを享受する

昨年の夏から新しい配信サービスを利用するようになり、積極的に映画鑑賞する様になった。昔から映画を観るのは好きだった。思春期にはラブコメディにはまった。これはお約束だろう。きっと。高校時代にテレビのロードショーではなく、映画館の大スクリーン…

反戦って大切だと思う

普段はあまり片付けをしない夫が 本気を出して色々整理している。 自室に色々とお宝があったと嬉しそうに 話してくれる。お宝の一つが写真の山だ。 夫父が亡くなった時に色々ともらって来たのだそうだ。まあ昔の外国の写真は日本のそれとは異なっている。海…

サボり癖は治らない

ブログもすっかりご無沙汰してしまった。サボり癖が付くとどんどん「また後で」の気持ちが増幅する。 久しぶりに改まってペンを使って書いてみると、いくら気持ちは改まっても、悪筆が際立つだけ。字の良し悪しは、バランスで決まると思う。私の字はバランス…

流行りものには疎いのであるが

日本の流行りもの文化には目を見張るものがある。一時朝のワイドショーで、何かが健康に効くとかダイエットに効く、というと皆殺到して瞬く間にその商品が店の棚から消えてしまい、入荷時期はわかりません、など。そういう状況があったと記憶している。 流行…

私は次の階段を登りたい

いよいよ私にもやって来た。ワクチン接種予約のお知らせが。 ワクチン接種が始まって、早く順番が来ないかなと思っていたけど、いやいや私達の年代はもうちょっと先になるだろう、と待ってるような怖い様な複雑な気持ちだった。 ところが思いの外早いスピー…

南は明るい

どうにもこうにも旅行好きの夫が、コロナに閉じ込められて何処にも行けず参って来たので、弾丸南部ツアーに出掛けて来た。 コロナ以前は年に数回デンマークに小旅行したり、ノルウェーの国境付近に遊びに行ったり、北欧内だからどこも殆ど同じ様だが、ちょっ…

春の日に思う

外は雨だ。せっかく咲いた桜が散ってしまうのではないかと心配だが、案外気温が下がるので花を保っている。 5月1日に知人の訃報があった。昨年末コロナ感染による血栓で心筋梗塞を発症、その後下半身不随で療養されていたが亡くなってしまった。日本の感染者…

パンは生き物

北欧の建物は冬を基準に作られている。つまり寒さ対策に力を入れている。屋内はセントラルヒーティングで日本の様に各部屋毎に暖めるのではなく、建物全体がほんわかと暖かい。窓も2重、3重構造で暖かさを貯めて逃さない。 これは非常にパンを焼くのには良い…

パンパン、パンパカパンパンパーン🥖

毎朝炊飯器でご飯を炊くように パンが切れたらパンを焼く生活が続く。 越してきた当初は市販のパンをスーパーで買って食べていた。色々種類があるからそれはそれなりに楽しかった。 朝ごはんには食パンの様なものもあるが、大概焼かずにバターを塗って、チー…

キャベツは冬野菜の王様

我が家は変わっていると思う。 冬の間、トマトやきゅうりは生でよっぽどのことがない限り買わない。なぜなら、大きなビニールハウスでたくさんの電気を使って温めて、明るくしてオランダやスペインから大型トラックで運ばれて来るからだ。 輸入品はなるべく…

いろいろな国の料理をいただきます

まだ旅行者でスウェーデンに来ていた頃、私は本場のスウェーデン料理を食べることを楽しみにして来た。 出会った色々な人に尋ねた。スウェーデン料理が食べられるレストランはありませんかと。しかしあまり思わしい返事はなく、 「スウェーデン料理のレスト…

自然の中で先人の知恵と共に暮らす 北欧人はどの様に野菜をとるのか

北欧に暮らして思うことは、ここでは自然の中で生かされているということだ。 春夏秋冬、旬の食材がそれぞれ違う。特に秋から冬にかけては日照時間が恐ろしく短くなり、光合成を必要とするような青い野菜は数種類しか育たない。果物も同様だ。 しかし人間の…

後ろを振り返ってもいいじゃない

前ばかりを見ることができる人は しあわせだなぁと思う。 新しいものがあるとすぐに飛びつけて 何の疑いもなく、生活の中にそれを溶け込ませる才能。素晴らしい。 私に欠けているものはまさしくそれだ。 新しいものにはまず警戒する。本当に大丈夫のなのか、…

言葉の世界をもっと知りたい

人間、毎日言葉を話す。そして言葉は国によってリズムが異なる。もちろん発音も字も違う。 日本語を話せない夫が日本語の真似をする時、「〇〇ね」と「ありがとうございます」を連発する。そんなに、「ね」が多いのかなと考えたら、母と私の会話で「そうよね…

ワッフルの日

昨日3月25日は、ワッフルの日だった。 聖母マリアの受胎告知の日をお祝いしてワッフルを食べるそう。 「私達の母」を早口で言うと、ワッフルに聞こえるからワッフルを食べるとか。 今は簡単に専用の粉末を牛乳で溶いて、溶かしバターを加えて生地を作る、プ…

食い意地が張って、いてもたってもいられない

突然ですが、フランクです。 今日はどうしても何か甘いものが食べたいと思ってしまったので、どうしようもなくなりました。 おかっぱがお菓子の本をその辺に散らかしているのが良くない。本を読み終わったら、その手で本棚にしまうということをすっかり忘れ…

お裁縫は瞑想時間

自分なりの気持ちの波があって、 時々お裁縫熱がたかまる時がある。 一時はエコバッグやポシェットに取りつかれ、一生懸命量産した。 一枚布で持ち手を縫いつけるより、裏地をつけて持ち手を付けるほうが、手間がかかっている様だがバッグ自体が丈夫になるし…

早や、如月が去って行く

今月は1月末に始まったイェテボリフィルムフェスティバルの流れもあって、映画をよく観た月だった。 映画館に行けないのは淋しいけれど、オンラインというのはこんなに便利で簡単に気兼ねなく自分の部屋で映画が観られる。何て素適なことなんだと改めて思っ…

血が騒いだひととき

「冬物一気にセール価格から半額ですよ」 「あなただけに70%お引きします、今日だけ」 コロナの影響もあって、服飾店からしょっ中メールが入ってくる。今年は売れなくて大変らしい。ただでさえそんな洋服を買いに行くこともないし、店に入る時は流行チェック…

たまには寿司が恋しくなる

私は毎日料理を作る。料理好きだと思われているだろう。確かに料理を作るのは好きだ。しかし、しんどい日もある、作りたくない日もある、もちろん全然アイデアが浮かばない日もある。 それでも作り続けるのは、 ①日本の様に気の利いたお惣菜屋さんがない。 …

酒の力を借りるとは

デンマークへの旅行。毎年恒例でチケットが安くなる時を目掛けて、数ヶ月に一回は行っていた。コロナの為、昨年は夫の誕生日祝いに1度行ったきりとなった。 なぜデンマークが好きなのか。 人が大らかだからだ。スウェーデン人は法に沿って正確に法通りに進…

鬼と一緒にコロナも飛んでいけ!

あまり実感なく2月が始まった。2月の始まりにふさわしいといっていいのか、大雪だ。昨年はほとんど雪が降らず、暖冬なのかもと呑気なことを言っていたが、そんな心配ご無用とばかりにどんどん雪は降る。 出かけるのが億劫になることは、今の時期いいことだろ…

明るい2月を待っている

今日で1月が「やっと」終わるのか、というのが正直な感想。 毎日毎日、自分を奮い立たせて頑張るのもそう続くものでもない。こんな時だから、何かしなければとは思いたくない。変に頑張っても疲れるからだ。 去年からそんなこんなが続いて、今度こそ何とかな…